この度の省エネモデル住宅は、高断熱・高気密の魔法瓶のような家の床下に熱交換器とエアコンを設置しました。
■床下エアコン
家電の中で一番電気代のかかるエアコンの設置方法にひと工夫しました。
省エネモデルの換気システムは床下から給気をします。その機能を最大限生かして家全体に空気を循環させるために、床下にエアコンを設置しました。
冬の場合、床下に暖気を送り込み換気システムで空気を循環させることで、エアコンの温風による不快感なく、ほんのりと家の中全体が暖かくなります。
また、床下が暖まり床材も暖まることで、床暖房のような効果も期待できます。
■熱交換型換気システム
換気システムでは常時きれいな空気を家に取り入れ、汚れた空気を排気します。
その換気の際に捨てられてしまう暖かさや涼しさを再利用(熱回収)するので、熱効率がよく、省エネです。冬の場合、湿度も交換するので、室内の乾燥防止にもなります。